藻のブログ

日記,IT,学問(ジェンダー,人工知能など)について書かれることでしょう。

TOEIC を受けた / 『すごいHaskell たのしく学ぼう!』を読みはじめた

TOEIC テストの日。午前6時に起きた。(いつもこうだったら……。)(しかし、前日は午後11時には寝ていたので、午前6時に起きるなら午後11時ぐらいに寝るのが前提になると言わざるを得ない。)(それは難しい。)

試験は昼ころで、けっこう時間がある。まずお風呂に入り、7時ころからフリーズドライ製品を朝食にしながら、午前10時30分ころまで英語を勉強した。語句を70個ぐらい覚えた。(私としてはかなりすごい!)(やればできるんだな~と思った。)

試験は午後1時~午後3時だった。出来は良いとは思えなかった。まあ、まだまだ勉強がたりないなあということと、同時に、もっと勉強すればもっとできるようになるなあと思った。(「もっと勉強すればもっとできるようになる」と思うのは当たり前と思うかも知れない。しかし、「勉強してもできっこない」と思うこともあると思う。)


TOEIC 試験会場の地(神奈川新町)の踏み切りでなんとなく写真を撮った。それをツイッターになんとなくアップロードしたら、けっこう好評だったので意外だった。(ありがたい。)


きょうは電車の乗降でのミスを2回も犯したが、面白いと思わないのでくわしく言及しない。


TOEIC の試験会場をあとにしたのち、ランドマークタワー内の喫茶店で『すごいHaskell たのしく学ぼう!』を読んだ。第1章から第3章の途中まで読んだ(全15章中)。

面白い。そして、わかりやすい。Haskell簡単な言語だというイメージを持った(まあ、いまのところは……。)。


実は Haskell の本は1つ既に買ったことがあって、それは『関数プログラミング実践入門』というものだ。これを読んだとき、読んでも Haskell について理解するのが困難で、途中で読むのをやめた。

『すごいHaskell たのしく学ぼう!』を読みはじめたいまとなっては、『関数プログラミング実践入門』は、一言で言えば、説明文やコード例が非常に自己満足的で、質の低い内容なんだと思う。内容がわかりやすくない。ちなみに、アマゾンの評価の低いレビューの意見におおむね共感できる。(あと、『関数プログラミング実践入門』という名称なのに、関数型言語を抽象的に論じるということはあまりなく、おおむね Haskell の説明に終始しているというのも悪印象だ。)

関数プログラミング実践入門』を読んでわけがわからなくなったので、「関数型言語は難しい」とよく言われるということもあってか「私には Haskell は無理なのかな……。」などと思っていたところだったが、『すごいHaskell たのしく学ぼう!』を読んだところ、どうも全然そんなことはなさそうだ。(真鍋さんによれば、むしろ向いていそうだという。)

それにしても、質の悪い情報*1で「勉強」することがいかに無意味(あるいは有害)なものかと改めて思った*2

そして、あること(それは Haskell かも知れないし、関数型言語かも知れない*3。)を勉強するというとき、一つのだけの情報源の試行で自分に向いてないなどと判断しないようにしようと思った。きっとそのほうがいい。

すごいHaskellたのしく学ぼう!

すごいHaskellたのしく学ぼう!


英語, Haskell, 情報のこと――と いろいろ学んだ一日だったので良かった。

*1:間違った内容のことを情報と呼ぶのが適当なのかよくわからないが、ここでは書籍,雑誌,講義,テレビ番組,口コミなどで伝えられる新しい信念を抽象的に呼びたいので、便宜的に情報と称することにする。

*2:あまり述べたことはないが、筆者は以前から、(質の良い情報で勉強することに対して)質の悪い情報で勉強してもなんの意味もないということを信じていて、よく意識している。(ところで、情報の質の悪さの性質には「間違っている」とか「わかりにくい」とか、いろいろあるだろう。)

*3:関数プログラミング実践入門』は(題名から判断して)関数型言語を勉強するつもりで買った。実際にはほとんど Haskell の本だった。